第4章 株式を売買してみよう


■ 売り注文、買い注文が出せない?

 これからデイトレードをする方には、特に重要な仕組みなので、ぜひ覚えてください。
これを知らないで取引をすると、とんでもない損失を出すことにもなりかねません。


 差金決済とは、現物の受渡しをせずに反対売買による差額の授受で決済を行うことです。
これでは分かりずらいので、以下でまとめると、


・その日に購入した銘柄を、同じ日に売却した場合、その日は追加で購入できない。
・その日に売却した銘柄を、再度購入した場合、その日は売却できない。
・以上の取引方法で使用した資金以外の買い付け余力があれば再度取引ができる。


ということになります。
つまり、その日に売り買いどちらもした銘柄は、同じ資金ではもう手をつけられないということです。
しかし、その取引に使用した以外の買い付け余力があれば再度取引ができるのです。


 例えば、買い付け余力が100万円あったとします。
まず、A銘柄を100万円で買い、さらに値上がりしたのでA銘柄を101万円で同じ日に売りました。
しかし、A銘柄がさらに値上がりするのが確実だった場合、追加で買おうと思うでしょう。
しかし、この2度目は買うことができないのです。


・A銘柄100万円買い→A銘柄を105万円売り→100万円分の売買取引をしたため、A銘柄は買えない
・B銘柄105万円売り→B銘柄を100万円買い→100万円分の売買取引をしたため、B銘柄を売れない


ということになります。


 しかし、買い付け余力が250万円あるとどうでしょうか?
200万円のうち100万円分の資金が未使用になります。
その分だけ、同じ銘柄をもう一度売買することができます。
 つまり、一度同じ銘柄の売り買いに使用した資金以外に、取引に使える追加資金があれば良いのです。
先物取引などでは認められているのですが、株式取引においては違反なので意識して取引をしましょう。


ポイント 一度売り買いして使った資金は、同銘柄の再取引では使えない

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