第3章 株価の動きを読もう


■ 株価はサプライズ要因に反応する

 株式投資を始めるのなら、新聞やニュースなどで国内外の経済状況や会社情報や仕入れなければなりません。
それにより、株式市場の動向を予測するためです。
 これら企業の動きの他にも、政治の動向が株価に影響を与えることもあります。
国政に関わることなので、思いもよらない出来事が起きれば、良い意味でも悪い意味でも、株価は大きく変動します。
 税金の増税などで国民の生活が苦しくなるような政策が取られれば、景気が悪くなることも考えられ、
投資意欲の減少などにより、株価に悪影響を与えることにもなります。
それらを素早く察知することで、効率的に売買を行え、より大きな利益を生み出すことに繋がるでしょう。


■ 海外のニュースも株価変動の要因

 アメリカの株式市場の動向は、日本の株式市場にも影響を及ぼします。
例えば、アメリカの大企業が倒産したり、重要な政策変更が発表されたりすると、株価も大きく反応して動きます。
これは、国内外お互いの企業が、どちらの市場にも参入し関わっているためです。
 株式取引で成功するには、常に先を読める力を付けなければなりません。
インターネットを使えば素早く海外のニュースでも情報を知ることができるので、
詳しい企業情報などを閲覧できる「NIKKEI NET(日経ネット)」などをぜひ利用しましょう。


■ 日本市場にも影響する海外の株式市場

 東京市場、ニューヨーク市場、ロンドン市場を「世界3大金融市場」といいます。
上記にあるように、これら3つの大きな市場がある国のどこかで、大企業が倒産したりすると、
次に開く市場に連鎖反応が起こり、各地の株価が大きく変動することがあります。
世界で最も多くの株式が取引されているマーケットなので、当然と言えるのかもしれません。
ニューヨーク市場でのダウ平均株価が下落すれば、日本の日経平均株価も下がる可能性が高いのです。


■ 変動要因の分析とその対処

 過去に、海外の動向が日本に影響を与えた主な出来事としては、
第一次オイルショック、ブラックマンデー、米国同時多発テロなどがあります。
 海外の株式市場で急激な株価変動があった場合、これらのような事件が起こっていないか、
その原因を調べることが大切です。
それを元に、国内の株式市場と自らが保有する銘柄にどのような影響を与えるのかを予測できるからです。


■ 景気の流れ

 一定の周期で、「景気上昇(回復)・好況・景気後退・不況・景気上昇(回復)…」と波のように繰り返し、
経済活動水準が変動する現象を「景気変動」(景気循環)といいます。
 これら4つの局面は変動の大きさや期間に差はあるものの、
順番に巡っては一回りするというパターンを必ず繰り返します。
 現在が不況期にあるのならば、今後回復期に向かう可能性があります。
逆に、現在が好況期であれば、いずれ後退期に向かうと考えられます。
 このほかにも、「リフレーション、インフレーション、ディスインフレーション、デフレーション、スタグフレーション」など、
国が発表した指標も参考になります。


■ 景気動向を見て動く

 一般的に株価は、現在から半年から1年先程の景気を見据えながら動く傾向があります。
半年後に景気回復が期待されているのならば、今のうちに株式を購入しようとする人たちが増え、
株価が上昇するかもしれません。
 逆に、後退期に入ると予想された場合、株式を売り払う人が増加するため、株価が下がる可能性があります。
事前に動向を理解すれば、実際に動き出した時よりも利益を出すことができます。
 株は、相場が本当に下げた時が買い時です。
いつか景気が回復し、株価が上昇すれば、株の価値が元に戻り、何倍もの価値になることが多いからです。
景気動向を見て、投資に役立てましょう。


ポイント 株価の変動要因は複雑
ポイント 景気の浮き沈みを知ろう

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